ごあいさつ

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令和6年度 須崎商工会議所青年部
会長古谷 知義
 令和6年度、須崎商工会議所青年部の会長職をお預かりしております古谷です。混沌とした現代を生きるために、何を習得し、何を捨てるのか。常識が常識でなく、時に非常識だと糾弾される昨今、私達がいる青年部に求められている事は何か。コロナ前とコロナ後で、大きく変わった物と変わらない物は何か。ここ須崎市においても、人口減少、少子高齢化、物価高騰、後継者不足、そして、南海トラフ地震…と、山積する課題を挙げれば、枚挙にいとまがありません。

 そんな中で我々YEGに出来る事は何か? 大切な事は、いかなる状況下にあっても、ぶれない「軸」を持って行動する事だと、私は考えます。常に自問し続ける事、共にとことん語り合う事、日々進化し続ける努力をする事。とどのつまり、何時も変わらない「強い意志」を持っているか、否か。不連続の連続の中にあって、過去に迷い、時に失敗し、未来に不安を抱く時も、コロナ禍で心が折れる音が今にも聞こえそうだった日々も、松下幸之助翁の格言にもあるように「この世に起こる事は全て必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる」のです。困難であればある時ほど、己の心に道標である「強い意志」を持っていられたのなら、少なくとも半径5メートル位の人達は守れるのだと思います。その輪が、その数が大きくなればなるほど、色彩豊かな、輪郭のはっきりとした、明るい未来が待っているのではないでしょうか。

 本年度、須崎YEGは4つの委員会を設置し、新たなスタートを切ります。それぞれの委員長が掲げた目標を何があっても成し遂げるという「強い意志」を持って、新生須崎YEGを創造していきたいと強く願っております。可能性は無限大です。より良い未来を彩るための今日を、折れることなく全力で邁進して「生き」ましょう!本年度も須崎YEGを何卒よろしくお願い致します。